こんにちは!
IELTSコーチの西野ゆうこです。
大型連休、どのように過ごしていますか?
仕事から少し解放されて
ほっと一息ついている方も
多いかもしれませんね。
今日は
「決断とは、何かを辞めること」
というテーマでお話しさせてください。
これまで、海外大学院を目指す
多くの方をサポートしてきましたが
そのほとんどの方が
フルタイムの仕事を続けながら
IELTSの勉強や出願準備に
取り組んでいました。
最初の面談では
平日と休日の時間の使い方を
一緒に見直しながら
目標達成に必要な時間と
いつまでに何を終えるかという
具体的なスケジュールを立てていきます。
でも、実際に1ヶ月後に
そのスケジュール通りに
進んでいる方は、正直少ないんです。
でも、それが悪いわけではありません。
思ったより早く理解が進んで、
次のステップに進める人もいるし、
逆に予定より時間がかかってしまうこともあります。
とくに、仕事の予定が読めなかったり、
家のことや体調など
自分ではコントロールしきれないことも
たくさんありますよね。
ただ、そんな中でも
確実に目標達成に向かって
行動し続けられる人がいます。
その人たちに
共通していたのは、
「辞めることを決めるのが上手」
だということでした。
たとえば、
- 日曜日は一切予定を入れず、
出願資料に集中すると決めた人 - 朝のダラダラ時間をやめて、
公式問題集に取り組むようにした人 - 出張の依頼を断って、
勉強の時間を確保した人 - 2ヶ月間、仕事を辞めて
IELTS対策に集中した人
このような決断をした方々は
すべてのことをやろうとは
していませんでした。
「いま自分にとって何が一番大事か」
をはっきりさせて
他のことをいったん脇に置く。
その決断をしていました。
目標に向かっているはずなのに
なかなか手がつけられない。
思うように進まない。
そんなときは、その目標の優先度が
下がっているサインかもしれません。
本気で叶えたいなら、
「辞めることを決める」。
その一歩が必要になるときがあります。
このお休みの間、
自分の目標にしっかり向き合えているか
ちょっと立ち止まって考えてみてください。
そして、
もし「優先できていないな」と感じたら
それは今が、何かを手放す決断をする
チャンスかもしれません。
どこに時間と
エネルギーを注ぐかを、自分で選ぶこと。
それが、目標に近づく力になります。
一つ“やめる”ことを決めて
前に進んでみましょう。